咲き始めた桜の木の下で、さくら組の卒園式が挙行されました。
下記に園長先生の言葉を載せます。
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さくらぐみのおともだち そつえんおめでとう
”げんき” “ゆうき ”“こんき ”“やるき”をたくわえたみなさん
じしんをもって おおきくはばたいてほしい
みなさんが保育園にはじめてきた日から、何年たったでしょうね。いちばん長いおともだちは、あかちやんのときから6年間も保育をうけました。
みなさんは、兄弟姉妹のようになかよく、ときにはけんかもし、おたがいに影響しあって、こころもからだもすばらしい成長をとげ、卒園のときがきてしまいました。いつまでも、みなさんといっしょにいたい気持ちです。
でも、みなさんがいま卒園して4月から小学校へ入学できることを、とてもうれしく、そして頼もしくおもいます。
みなさんのおとうさんおかあさんは、いっしょうけんめい子育てと仕事を両立し
て生きています。みなさんを犠牲にしてじぶんの都合だけで 働いていたのでは
ありません。それは、男であれ女であれ、たったいちどの人生を精一杯意義ある
ように生きるため、じぶんのちからを最大限はっきし、社会の役にたつよう働い
ているのです。
みなさんが、元気にこころやさしく過ごせたことは、あたたかく見守ってくださっ
た先生方やお家の方のおかげです。
楽しい思い出がたくさんあります‥・
*春には、千本松牧場に遠足。たがらさがしをしました。
*夏には、プールあそび、古峰神社でのおとまり保育、ゆうすずみ会での夜空に きれいに広がった花火。すごがった!おとうさんおかあさんと「いなかの家」で流し
そうめんや柏尾川でみずあそびをしたよ。
*秋には、よこね山にのぼったね。どんくりもいっぱい落ちていた。りんご狩り、ぶど
う狩り、いもほりもやったね。 *冬には、クリスマスおゆうぎ会で「よさこいソーラソ節」と「宮城野盆歌」を踊っ
たね。どの子もすてきでした。おもちつき大会でおぞうにをたべたね。がんばっ
たサッカー大会。おとうさんおかあさんも、そして先生方もいっしようけんめい
おうえんしたよ。バスに乗って粟野町城山公園のジャンボすべりだい。みんな
ですべったよ。
ゆっくりとした時間の中で、自然とのふれあいをたいせつにすごしてきました。
それはどうしてかというと、ながい人生をいきるには、なによりも、まずしっかりと
したじょうぶなからだをもつことがたいせつになるからです。そして、年をとってもあ
たらしいことに意欲をもっていどめる、しなやかな身体づくりが生きるときの根っこ
になるからです。
みなさんは、つるた保育園でいっぱいあそび“元気”“勇気”“根気”“やる気”をまなびました。これからも自信をもって、おおきくはばたいてほしいと心からねがっ
ています。
これからの時代は高齢化社会となり、おじいちやんやおばあちやんが多くなりま
す。ひとにやさしく、よろこばれることをして、みんなとなかよくたのしく生きてほし
いとねがっています。
つるた保育園はみなさんのふるさとです。卒園しておおきくなっても、保育園で
のたのしかったせいかつや、おともだちや先生のことをおもいだしてください。
園長先生もみなさんからいただいたおもいでをむねに、あかちやんがいまの
みなさんのようにそだつよう、これからもちいさい子のおせわをつづけてまいります。
平成14年3月23日 園長 徳原由紀子 |