■『もも組 親子“いなかの家”散策』の様子です

 台風到来、天気予報通り の空模様・・・
 
3歳児はてんまりの様に全身をはずませ、その時のよろこびを表現してく れます。青空教室大好き!晴れたら好物のだんごを食べ、ジャンボすべり台で遊び、そして沢水で思い切り水遊びをしよう。「いなかの家」周辺を気ままに散策させようと考えました。
 雨天時は集会後雨合羽を着て、砂利道を歩きながら、あぜ道を通り、近くの鎮守の森に行こう。そして120段の階段を一人ひとり登らせようと考えました。いずれも一人ひとりの子どもにとって、最適な探索の場となり、子どもたちの好奇心を喚起させてくれる場所だからです。
 雨の中の神社の階段登りは、自分の全神経と全感覚を集中させ、一段一段しっかりとした足どりで登っていきました。だれ一人として泣かずに、嫌がらず、全員が登りきった ことは、本当に素晴らしいことです。日々の保育園生活の中で培われた力が、挑む意欲につながったと思います。雨の中の散策は「これは何?」「あれは何という虫?」と様々な質問をしながら貴重な体験とな りました。明るく元気いっぱい育っているもも組の子どもたちに接し、とても頼もしく思えたのは私だけでなく、保護者のみなさまも共感したことと思います。
 雨にみまわれた一日でしたが、子ども達はいなかの家の環境の中、じっくりと遊びを楽しみ、はしゃぎまわっていました。保護者のみなさまは美味しいものをいただき、人間のぬくもりを感じながら、ゆっくり語らえたことと思います。ほっとする空間でのんびりとした気分で憩えたことでしょう。自然の不思議さは人間を無心にしてしまうところではないでしょうか。今を未熟ながら一生懸命生きている子どもたちは、自然の魅力に敏感なので、豊かな自然と思い切り遊べるのです。この度もも組親子の集いは、役員の方々の綿密な計画のもと、会を進めていきましたが、皆様方のご協力のお陰で無事に終了できました。感謝申し上げます。私達にお心遣いをいただきありがとうございました。

2003.5.31



copyright (c)2001.Tsuruta hoikuen.all right reserved.

このホームページ上の画像・文章の無断転載は禁止します