■『うめ組 親子“いなかの家”散策』の様子です

 そぼ降る雨の中で、うめ組いなかの家親子の集いが行われました。 新緑がいっそう美しく「あー おやまきれい」の一声。
 
4歳児にもなると聞き分けも良く、理解力も十分身について、身のこなしもしなやかさが増してきています。

  お父さんお母さんと一緒の親子ふれあい園外保育は、どこかゆったりとして暖かく、子どもの心の拠所が安定し良いものです。雨合羽をきて周辺を散策したり、緑に包まれた山の中で歓声をあげながらたけのこ掘りをしたり・・・。お父さんお母さんと相談しながら作った竹製の水鉄砲作りでは、子ども達は不思議そうな眼差しで見入っていました。出来上がると、あちこちめがけ水鉄砲遊びを楽しんでいました。竹の水鉄砲は、両手の力のバランスをうまく調整しなければ遠くには飛ばない、技術を要する遊びのようでした。まゆ玉作りでは、団子の生地を手の平にのせた時の何とも言えぬあたたかい温もりと、コネコネして自由自在に型づけできる感触は子どもの創造力を高め、さまざまな形を作り出し「ほら、みて」と誇らしく見せ合っていたその表情は生き生きと輝いていました。ゆであがったまゆ玉(団子)を水の木にさし、その場で食べる経験は貴重なものです。赤、白、黄、緑のまゆ玉は山々の緑に美しく映え、何か小躍りしたくなるようなお祭り気分になりました。ビンゴゲームでは、子ども達の集中力には驚かされました。次々と出される野菜のカードを見ては、それを自分のカードに書き写す作業はどの子も真剣で、保護者の方の力を借りて一生懸命書いていましたね。ビンゴになった子は、それぞれにプレゼントをいただいて心より喜んでいました。
  そのいずれも、保護者の方が手をかけて用意してくださった教材です。それらは、子ども達にすごい喜びと充実感、達成感をを与え、一人ひとり活きいきとした表情を見せてくれました。
  この度の“うめ組いなかの家親子の集い”も、お世話してくださった役員さんが、綿密な計画のもと、十分な話し合いをしてくださった成果だと思います。皆様方のおかげで、子どもは勿論、職員を含めた大人まで、かけがいのない体験をさせていただいた事に感謝申し上げます。

2003.5.17



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