■もも,うめ,さくら組『川遊び』の様子です

 子ども達に豊かな自然と思い切り遊べる場をと、毎年、清くすんだ流れの大芦川へもも、うめ、さくら組の子ども達が出かけます。

子ども達にとって、安定した日常環境から外に出るということは、とても魅力的な出来事です。ほとんどの子ども達が乳児時代より長時間長期間、保育園という環境で生活することを考えたときできる限り園の外にも出て様々なものに出会ってほしいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 子どもは不思議なくらいに水に心をひかれます。質な以外の出入り が自由になった2歳児クラスの子ども達がまず突進するのが手洗い場の水道です。手に当たる水しぶきを楽しんでいるうちに服はびしょぬれ、服を着替えた直後でも、また「今日は鼻水が出ているからダメよ」と言う大人の言葉にもめげず水道にへばりついている子どもの熱心さには感心させられます。
園長は子ども時代に自然の川で遊んでおり、子ども達にもあの豊かな体験を味わってほしいと願い毎年、川遊びに出かけます。
場所は鹿沼市にあります大芦川の上流です。そこは、高くそびえる山、山、青い空、悠々と流れる大芦川。マイナスイオンの中でゆっくりと存分に川遊びを楽しめます。
今年は例年になく雨量が少ないのか、川幅も狭く、水量も程よく、幼児の川遊びに向く場所なのですが、そう簡単に子どもが遊びこなせる訳でもありません。
まず川の中には当然石がゴロゴロヌルッとして滑りやすいです。一歩一歩用心して歩かなければなりません。その環境に慣れてくると、アメンボやオタマジャクシ、サワガニを自分の手で捕まえたり、ダムを作ったりとどの子も楽しい遊びを見つけ、夢中でお友達と遊んでいます。

 

 

 

 

周りに向ける目が生き生きとし始め、周囲が魅力溢れるものに見えてくるのでしょう。そして、いつの間にか大きな自然に包まれる心地良さを感じ、人工的な環境では得られないワクワクする出来事に熱中し、時間を忘れてしまいます。これからも子ども達と一緒にそんな時間を共有していきたいと思います。準備等ご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

2004.7.22



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