■うめ組『いなかの家おとまり保育』の様子です

1日目 9月16日(木曜日)

出発
大きなお荷物にたくさんのドキドキとわくわくをのせて初めてのおとまり保育がスタートしました。バスの中の子ども達は、これから始まるさまざまなことに胸を弾ませ、楽しみにしているのが伝わってきます。「お買い物○○かうんだよ。」「トンボたくさんいるのかなぁー」「今日はいなかの家にずっといるんだよ。」“おとまり”できる事に誇りを持っているようでした。

お買い物

 

 

 

 クッキングの材料をグループごとに別れて買います。何買うんだっけなぁ・・・グループの子の一人が買い物カードを持ち、それを見ながら探します。粟野町にある昔ながらの小さな八百屋さん。お店の方も自分の孫のように「何買うんだい?」「小松菜どこですか」「今取ってあげるね。」と家族のように接して下さいました。お金も自分たちで払います。「お願いします」きちんとご挨拶もできました。(お菓子もありましたが、誰も目もくれずちゃんとお買い物ができました。)

城山公園ジャンボすべり台
大好き!なジャンボすべり台へアスレチックをどんどん登っていきます。「疲れた」なんて一言も聞こえません。何回も何回も滑っては楽しんでいました。公園内も散策しました。少し急な山道を登っていくと頂上に広がる山の景色が見えてきます。「ジャンボすべり台が見えるよ!」「すべり台より高いね」行く道も楽しかったけど、帰り道はもっと楽しい!!くねくねの坂道を勢いよくかけおりていきます。「おっとっと・・・」カーブを曲がり切れなかったり、気持ちより体が先に行ってしまったり・・・でもそんなのへっちゃら!でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

虫とり
あみと虫かごを持って畑へ。たくさんのトンボを夢中になって追いかけます。コオロギやバッタ、イナゴ・・・いなかには自然がたくさんです。虫かごの中には何故か『エサ』にすると言って栗≠ワで。虫とりの中でもお友達を思いやったり、知恵を出し合う姿がたくさん見られました。「まだ1匹もとれてないの?それじゃあとってあげるね。」「まって!あみからとるときは一回こうして下に置いてから・・・」集団で遊ぶ中で様々なことを学びあっています。こうして大好きな虫とりを存分に楽しんだのでした。(帰りにみんなで相談し、逃がしてあげるか、お家にもって帰るか自分の意思で決めました。)

 

 

 

 

川遊び


 

 

 

  絶好の川遊び日和。「海の見えるホテルだ!」と石をたくさん集めて温泉作り「ホテル○○〜♪気持ちいいなぁ〜。」気分は最高!こっちで温泉作りがあれば、あっちでは魚釣り。長い茎の草をとり釣竿の完成!「は〜いタコがつれました〜。」「こんどはクラゲで〜す。」と盛り上がります。そうかと思えば「ここは水幼稚園です。私は生徒です。」とお友達とごっこ遊び。一本橋では寝転がってのひなたぼっこ・・・あ〜なんて楽しんだろう・・あっという間に時間が過ぎ、あれれクッキングの時間が・・・今度保育園で作ろうね。約束して帰りました。

 

 

 

 

夜の探検

 

 

 

 

大きなお風呂に入いり、美味しいカレーライスをいただいた後は、お楽しみ夜の探検!余計な明かりが一つもない静かな虫の音だけが周りを包んでいます。「こわ〜い。」そう言いつつもなんだか楽しそう。昼間通った道なのにまるで違う所みたい。こうやって暗いお外をみんなで探検するなんておとまり保育ならではです。空を見上げて「星が見える。」「あれは何?」夜のいなかを満喫。最後にバーベキュー小屋で園長先生の素話“桃太郎”を聞きました。すーっと物語の世界に引き込まれていく子ども達。

 お話が終わっても、このいなかの家の雰囲気にまだ夢の中のみんな。明るい所へ帰ってきて、ようやく「たのしかったー。」「こわかったけど楽しいー。」と声が聞こえました。

おやすみなさい
ちょっぴり心配していた夜も、今日一日身も心も大満足の子ども達は、そんな心配をよそに布団に入るなりあっという間に夢の中へ・・・おねしょもゼロ!!

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