平成23年度10月号

 頬をつたう風が、徐々に深まりゆく秋を知らせてくれています。澄み渡る空、虫の音、少しずつ色づいていく木々・・・子どもたちは五感を通して、四季の移ろいを感じているようです。気候のよいこの季節、たくさん戸外に出て、自然と触れ合って遊ぶ楽しさや心地よさを味わってほしいと思います。これまでの体育的な活動を通して、子どもたちは今までより一層、心も体も大きく成長しました。その中で、あきらめないことの大切さ、やり遂げた後の達成感を学びました。また、友だちとの関係も深まり、友だちと一緒に何か一つのことを成し遂げる大切さや、共に認め合い、時には励まし合う仲間意識も強くなりました。そんな子どもたちが、『みんなと一緒にやりたい』という気持ちを、生活や遊びの中で多く生み出せるような活動をしていきたいと思います。まだ、気候のよいこの季節、秋の自然を満喫できるよう園外保育にも多く出かけ、自然のもつ美しさを感じたり、豊かな体験をできるようにしていきたいと思っています。

 

平成23101日                  

                                                                     つるた保育園

                                                                 園長 徳原省市


 

今月の保育目標

・秋の自然に親しむ。

・ 積極的に遊びに挑み、心身の調和的発達を図る。

 


今月の行事予定 (詳細はお手紙をご覧下さい)  *下線のある行事名をクリックするとその様子が見られます

 

時間

行事名

参加
クラス

場所

内 容

1日(土)   第36回   大運動会 全園児 宇都宮高等学校体育館 皆様の温かい応援、よろしくお願いいたします。
4日(火)   園外保育 つくし・
すみれ組
壬生町
わんぱく公園
小さなつくし組1歳児・すみれ組さんも、バスに乗っておでかけです。自分の足でたくさん歩いて、秋の自然を満喫してきます。
6日〜
7日
  おとまり保育 うめ組 いなかの家 初めてのおとまり保育。目一杯遊び、心も体も開放し、楽しい2日間を過ごしてきます。
12日(水)   親子遠足 全園児親子 鹿沼市
渡辺りんご園

真っ赤に色づいたりんご。秋の光に照らされて、一層輝いて見えることでしょう。親子共々、秋の自然の中でリフレッシュしてきましょう。

13日〜
14日
  おとまり保育 さくら組 いなかの家 仲間と過ごす楽しさを感じながら秋、まっただ中の山々で目一杯遊び込んできます。
15日(土) 7:30 駐車場清掃 もも組   保護者 つるた保育園  
17日(月)   お話し会 全園児 つるた保育園  
19日(水)   誕生会 全園児 つるた保育園

10月生まれのお友だちお誕生日おめでとうございます。おしゃれしてきていいですよ。

20日(木)   お茶会 さくら組 つるた保育園  
21日(金)   カワイ
体操教室
うめ
さくら組
つるた保育園 サッカーをご指導いただきます。
  おにぎり
パーティー
全園児 つるた保育園 新米の季節です。実りの秋に感謝し、みんなでおにぎりを作っていただきます。
25日(火)   避難訓練 全園児 つるた保育園

西消防署の方に来園していただき、お話を聞いたり、消火訓練をを行います。

26日(水)   いもほりとSL乗車体験 もも・うめ・さくら組 益子町
高橋農園

毎年お世話になっている益子町の橋農園へ芋ほりに行きます。その後、茂木駅からSLに乗って、汽車の旅を楽しんできます。

27日(木) カワイ
体操教室
うめ
さくら組
つるた保育園  
29日(土) 7:30 駐車場清掃 もも組   保護者 つるた保育園  
31日(月)   個人懇談週間 全園児 つるた保育園 11月11日まで(別項参照)

秋の楽しみ

 秋と言えば「食欲の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」「読書の秋」と、様々な秋の楽しみ方があります。この他にも、秋は気候が良くなるので、親子で散歩や紅葉を楽しみに出かける機会も増えることでしょう。

 秋の恵みを感じながら、家族で果物狩りに出かけ、その採ってきた果物を家族みんなで味わうも良し、時には家族で夜、外に出て、月や星を眺めるも良し、と季節の良いこの時期だからこその楽しみ方が多くあることでしょう。

 どうぞご家族ならではの秋の楽しみ方を見つけて、お子さんと一緒に秋を満喫してみてはいかがでしょう。

 

子どもにとって家庭とは

 子どもにとって家庭とは何なのか・・・。家庭は子どもの人格の基礎を作る場です。生まれ落ちた文化に適応していくために、まずは家庭で生きていく術を学びます。家庭での人間関係から、人とどのように関わっていくかを学ぶのです。一人では決して生きていくことのできない社会で、どうしたら人と関わり、助け合って生きていくことができるのか、家庭が教えていくのです。関わらず、話さず、顔も合わせない、楽しいことも辛いことも共有できない家族は、家族とは言えません。関わらないままで、子どもは家族の愛情を実感できるでしょうか?親に子どもへの愛情があれば大丈夫だと思う人もいるかもしれません。しかし、それは大きな間違いです。

 子ども自身が愛されている、大事にされていると感じなければ、何の意味もないのです。子どもは話したいのです。自分を見てほしいのです。そうでなければ、親子が親子でいられません。ましてや、長い時間を園で過ごしてきた子どもたちには、心して関わる親子時間を作ってほしいのです。乳幼児期に濃密に関わることがあってこそ、子どもの人間としての成長が期待できるのです。子どもの育ちは、待ったなしです。取り返しのつかないことにならないように、今が大切なのです。

(東京成徳大学子ども学部 准教授 塩谷 香 氏)

 

お知らせ

10/21(金)は、“新米パーティー”です。

幼児組は、主食のお弁当は必要ありません。

・お箸セット(すみれ組は必要ありません)

・コップ

・エプロン、三角巾

を、すみれ・もも・うめ・さくら組はご用意下さい。

(つくし組は、通常通りの用意で大丈夫です。)

 

個人懇談について

 1031日(月)〜1111日(金)まで、個人懇談週間になります。登降園時にはなかなかゆっくりとお話しする時間が持てませんので、この機会にご家庭でのお子さんの様子をお聞きしたり、園での様子をお伝えしたいと思います。お忙しいこととは思いますが、家庭と園とが共に子育てをしていく上で大切な時間となりますので、ご協力の程、よろしくお願いいたします。詳細につきましては、後日お知らせいたします。

 

駐車場清掃

 月担当だった うめ組の皆様、ありがとうございました。今月は、もも組さんが担当です。よろしくお願い致します。

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