平成23年度2月号
2月、一年で一番寒い時期です。しかし、立春を迎える今月は、暦の上では春・・・。
園庭の梅の木のつぼみを見つけると、寒さの中にも春の足音が近づいていることを感じます。これから様々な場所で『春を見つける』ことを、子どもたちと楽しんでいきたいと思います。
さて早いもので、平成23年度も残すところあと、2か月余りとなりました。昨年は、今までにない震災を経験し、原発事故、それに伴う計画停電や放射能汚染等、決して明るい話題の多い一年だったとは言えない年でした。しかし、子どもたちは、四季折々の行事を体験し、これまでと変わりなく各クラス健やかに成長してきました。
明るい子どもたちの笑顔はどんな時も、私たちにパワーをくれます。子どもたちの笑顔が続く保育園にするよう、日々の保育の充実に努めていきたいと思います。
各クラス進級、卒園に向けて基本的なことをもう一度丁寧に見直し、子どもたち一人一人と関わっていきたいと思います。
平成24年2月1日 つるた保育園 園長 徳原省市
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■今月の保育目標
●寒さに負けず、戸外で元気よく遊ぶ。 ●造形活動を通して、集中力を養い、作る楽しさを 味わう。 |
■今月の行事予定 (詳細はお手紙をご覧下さい) *下線のある行事名をクリックするとその様子が見られます
時間 |
行事名 |
参加 |
場所 |
内 容 |
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2日(木) |
カワイ 体操教室 |
うめ さくら組 |
つるた保育園 |
鉄棒、とび箱の復習と、ボールやグループゲームをご指導いただきます。 |
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3日(金) | 節分集会 | 全園児 | つるた保育園 | 各家庭でも柊を門戸にさして豆をまきましょう。昔からの伝承行事は子どもたちに伝えていきましょう。保育園では節分の由来を話してあげ、自分で作ったお面をかぶり豆まきをします。3時のおやつには自分の歳の数だけ豆を食べます。 | |
4日(土) | 7:30 | 駐車場清掃 |
うめ組 保護者 |
つるた保育園 | |
8日(水) | 誕生会 | 全園児 | つるた保育園 | 2月生まれのお友だち、お誕生日おめでとうございます。おしゃれしてきていいですよ。 | |
9日(木) |
カワイ 体操教室 |
うめ さくら組 |
つるた保育園 | ||
避難訓練 | 全園児 | つるた保育園 | おやつ時の火災と、外部暴漢者の対応について訓練します。 | ||
10日(金) | 清掃工場見学 | さくら組 | クリーンパーク茂原 | 茂原町にある清掃工場を見学してきます。その後、科学館でプラネタリウムを見てきます。詳細は別紙にてお知らせ致します。 | |
18:00 | 就学に向けての説明会 |
さくら組 保護者 |
つるた保育園 |
テーマ:「小学校ってどんなところ」 |
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13日(月) | 保育参観週間17日まで |
もも・うめ さくら組 |
つるた保育園 | 普段の保育の様子をご覧いただきます。子どもたちも大好きなおうちの方と一緒にお給食を食べられる日を楽しみにしています。 | |
16日(木) |
カワイ 体操教室 |
うめ さくら組 |
つるた保育園 | ||
18日(土) | 7:30 | 駐車場清掃 |
うめ組 保護者 |
つるた保育園 | |
保育参観 | つくし組パンダ・ペングループ/すみれ組 | つるた保育園 | おうちの方と一緒に、普段の保育を体験していただきます。午前中のおやつを味わっていただきます。 | ||
第5回おりづる会役員会 | 役員の皆様 | つるた保育園 |
今年度最後の役員会です。どうぞよろしくお願いいたします。 |
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20日(月) | お話し会 | 全園児 | つるた保育園 | ||
22日〜 24日 | おとまり保育 | さくら組 | いなかの家 | いよいよ保育園生活最後のおとまり保育となります。2泊3日、仲間と楽しい時間をたくさん過ごして、想い出をいっぱい作ってきます。 | |
25日(土) | 保育参観 | つくし組0歳児・ひよこグループ | つるた保育園 | この日は0歳児さんだけの保育参観となります。ゆったりとした雰囲気の中みんなで楽しく過ごしましょう。 | |
27日(月) | お茶会 | さくら組 | つるた保育園 | ||
28日(火) | 園外保育 | すみれ組 | 中央公園 | 往復歩けたらもも組進級おめでとう!!博物館も見学して、たっぷり楽しんできます。 | |
小学生との 交流会 | さくら組 | 富士見小学校 |
「小学校ってどんなところなんだろう」就学を控えた年長児が小学生の皆さんに校内を案内してもらいます。 |
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29日(水) | 老人施設訪問 | 幼児組 | 滝の原苑・ファミール滝の原 | 歌やふれあい遊び、楽器あそびなどをして交流を深めてきます。 |
■子どもとストレス
人は心に「バネ」を持っています。このバネを、生まれつき備わっている個人的要因=本人の性格としましょう。子どもも大人同様、社会の中で生きていれば、外部からの様々な圧力や刺激を受け、バネは縮んだり、それを跳ね返したりします。跳ね返せれば、それは「ストレス」と言えます。跳ね返す力がなく、自分の内面にため込む状態が長く続くと徐々に病的なものになっていきます。ストレスは一時的なもので、長くは続きません。1ヶ月以上続いたり、一旦おさまったものが1か月後に再び表れたりする時は「トラウマ」に移行していることが考えられ、深刻な状態になったいきます。
持っているバネの強さは人によって違うため、同じ圧力や刺激を受けても跳ね返せる人とそうでない人がいます。大人は、その経験値により自分の意志でストレスを解消することもできますが、子どもの場合は、
経験値が浅いため、その思いを言葉で表現して大人に伝えたり、自分だけでストレスを解消したりすることが難しく、そのたま
った思いはストレス反応(サイン)としてまず、体に表れる特徴があります。そうし
たストレス反応(サイン)に気付いたら、
周囲の大人は援助が必要なストレス(=悪いストレス)か心が強くなるために必要なストレス(良いストレス)か見極め、声をかけたり、スキンシップをしたりなどの対応を普段以上に心掛けてください。ストレスの感じ方は子どもの発達段階とも連動し、発達段階を乗り越えようとする努力は成長に必要なことのため良いストレスと言えます。
【子どものストレス3大要因】
@ 家庭環境(家族、特に母親)
A 社会環境・集団(園の先生や友だち)
B 親しい人の死
【子どものストレスサイン(心理面)】
l 乱暴にふるまう
l 自慰行為
l 自己顕示欲が強い
l すねる・だだをこねる
l 生き物をいじめる
l パニックになる
l 感情の起伏が激しい
l 無表情
l 自傷行為
【ポイント】
外面的にはわがままや身勝手と解釈されやすいため、感情や言葉、行動の変化が表れたら、行動観察を丁寧に!!
【ストレスを感じている子どもにしてあげられること】
1. いつも同じ生活リズムで自然に過ごす
2. 子どもが話しかけてきたら、さえぎらずに最後まで聞いてあげる
3. 身体の不調を訴えてきた時は、ゆっくり休ませる
4. 怖い夢を見たり、突然目を覚ましたら、「大丈夫」と言ってしっかり抱きとめてあげる。
5. 赤ちゃん返りをした時は、赤ちゃんにして、スキンシップを十分に与える
■駐車場清掃
1月担当だった さくら組の皆様、ありがとうございました。今月は、うめ組さんが担当です。よろしくお願い致します。
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