平成24年度2月号
2月。立春を迎える今月は、暦の上では春…けれど、2月は一年で一番寒い月です。しかし、寒さの中にも春の訪れを感じることができるのも、2月ならではです。園庭の梅の木のつぼみなど、寒い中でも、しっかりと春の足音を感じられると、また、季節がめぐってくるのだなぁ・・・とほっとあたたかい気持ちになります。これからは子どもたちと、「春をみつけた!」と五感を通して感じられる保育を展開していきたいと思います。
進級、卒園まであと2ヶ月あまり。これまでの子どもたちの健やかな育ちを保障しつつ、基本的な部分に立ち返り、もう一度丁寧に個々的に関わりながら保育を進めていきたいと思います。また感染症の流行する時期でもあります。室内の温度、湿度、換気にも充分に留意し、手洗い、うがいの励行、水分補給に心がけ、子どもたちが元気で毎日を送れるように配慮してまいります。
平成25年2月1日
つるた保育園 園長 徳原省市
■今月の保育目標
● 寒さに負けず、戸外で元気よく遊ぶ。 |
■今月の行事予定 (詳細はお手紙をご覧下さい) *下線のある行事名をクリックするとその様子が見られます
時間 |
行事名 |
参加 |
場所 |
内 容 |
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1日(金) | 節分集会 | 全園児 | つるた保育園 | 節分の由来を聞いたり、自分たちで作った鬼のお面を披露したり、みんなで豆まきをして、一年の健康を願います。 | |
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2日(土) | 7:30 | 駐車場清掃 | もも組 保護者 |
つるた保育園 | |
3日(日) | 節 分 | ||||
4日(月) | 保育参観週間 | 全園児 | つるた保育園 | 普段の保育の様子をご覧いただきます。子どもたちも大好きなおうちの方と一緒にお給食を食べられる日を楽しみにしています。8日(金)まで | |
7日(木) | カワイ 体育教室 |
うめ さくら組 |
つるた保育園 | ||
9日(土) | 保育参観 | つくし・すみれ組 | つるた保育園 | おうちの方と一緒に普段の保育を体験していただきます。午前中のおやつを味わっていただきます。 | |
第5回おりづる会役員会 | 役員の皆様 | ランチルーム | 今年度最後の役員会です。どうぞよろしくお願い致します。 | ||
12日(火) | お茶会 | さくら組 | つるた保育園 | ||
13日(水) | 14:00 | 誕生会 | 全園児 | つるた保育園 | 2月生まれのお友達おめでとうございます。おしゃれをしてきていいですよ。 |
14日(木) | 小学校探検 | さくら組 | 富士見小学校 | 富士見小学校を訪問し、1年生のお兄さん、お姉さんに案内してもらいます。「小学校ってどんなところ?」ワクワク楽しみです。 | |
避難訓練 | 全園児 | つるた保育園 | おやつ時の火災を想定して行います。 | ||
15日(金) | カワイ 体育教室 |
うめ さくら組 |
つるた保育園 | ||
お茶会 | さくら組 | つるた保育園 | |||
17:30 | 就学に向けての説明会 | さくら組保護者 | ランチルーム | テーマ:「小学校ってどんなところ?」 講師:宇都宮市内小学校教諭 |
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16日(土) | 親子お茶会 | さくら組 親子 |
ランチルーム | 1年間これまで学んできたお手前を、おうちの方にご披露致します。 | |
7:30 | 駐車場清掃 | もも組 保護者 |
つるた保育園 | ||
19日(火) | 園外保育 | すみれ組 | 中央公園 県立博物館 |
往復歩けたらもも組進級おめでとう!!博物館も見学して、たっぷりと楽しんできます。 | |
20日(水) | 老人施設訪問 | 幼児組 | 滝の原苑・ファミール滝の原 | 歌やふれあい遊び、楽器あそびなどをして交流を深めてきます。 | |
21日(木) | カワイ 体育教室 |
うめ さくら組 |
つるた保育園 | ||
23日(土) | お別れ遠足 | さくら組親子 | 東京スカイツリー他 | ||
26日(火) | お話し会 | つくし〜うめ組 | つるた保育園 | ||
園外保育 | さくら組 | クリーンパーク茂原・わくわくグランディ科学ランド | ゴミ収集車が運んでくる様子や、たくさんのゴミが貯められている「ゴミピット」、缶や瓶などの資源物を機械で分けている「リサイクルプラザ」を見学してきます。帰りにはわくわくグランディ科学ランドでプラネタリウムを鑑賞してきます。 | ||
27日(水) | ひな祭り会食会 | 全園児 | つるた保育園 | ひなまつりの由来を聞いたり、みんなで草もちならぬほうれん草もちを作ります。 | |
28日(木)〜3/1 | おとまり保育 | うめ組 | いなかの家 | うめ組になって2回目のおとまり保育。みんなで思いっきり楽しい2日間にしてきます。 |
■自然の遊びから「考える力」を育てる
幼児教育はテクニックの教育ではなくて、心の教育だと思っています。「うれしい」「楽しい」「やりたい」「悔しい」「悲しい」…という心の部分をしっかりと育てたい。そのためには、すぐ目に見える技術を積むことよりも、好奇心や何かを好きになるといった様々な経験をさせることが大事だと考え、子どもたちが主体的に遊べるようにしています。
私が幼児教育を志すきっかけとなったのは、今の子どもたちがあまり元気ではない姿に疑問を感じたことでした。自分の子ども時代は、豊かな自然の中で、仲間と一緒に川や山で遊んだりして過ごしましたが、そうした経験こそが人間の「生きる力」の源泉になるのだという確信があり、今のままではいけないと感じたのです。
昔の人は、土砂崩れが起こる前に匂いで分かる程、自然に対して敏感だったといいます。一方、現代の若い人に遊びの教材としてススキを渡すと、事前に注意してもほぼ全員が手を切ってしまいます。初歩的な危険回避能力が育っていないのです。かつてはそういう経験をたくさん繰り返して、人は自然の一員として学んでいったのです。私はもう一度子どもたちにたくさんの体験をさせ、この時期にしか育むことのできない「生きる力」の源泉を取り戻したいと思います。五感を使った基礎的な体験は、視覚と聴覚だけに頼らず、嗅覚、触覚、味覚を複合して体験することが重要です。土、水、虫、花、木の実、木の葉、木々が放つ空気感…。自然の多様性にふれることが脳を発達させ、子ども自身が「なぜ?」と考えることで、先々の思考や応用力、探究心にもつながります。育ちの芽を支えるためにも、多様な体験を保障する環境と子どもの気づきへの共感姿勢を大切にすることがよいと考えます。
〜「保育ナビより」 聖和幼稚園園長 出原大先生〜
■ 2013スマイルミッション〜子どもたちの夢を宇宙へ〜
つるた保育園では「2013スマイルミッション〜子どもたちの夢を宇宙へ〜」に参加致します。スマイルミッションとは、子どもたちの希望あふれる絵をメッセージカードに描き、それを子どもたちと一緒に写真に納め、DVD等の記憶媒体にしたものを2013年6月頃打ち上げ予定の『こうのとり(HTV)4号機』に搭載し宇宙に向けて打ち上げ、その後国際宇宙ステーション『きぼう』日本実験棟に移り約1年間地球を周回し宇宙旅行をします。そして、2014年6月頃プログレス補給船に記憶媒体を移し、大気圏に突入。みんなの笑顔写真が星になります。自分たちの写真が載っている『きぼう』は夜空を見上げて肉眼でも見ることができます!子どもたちの科学離れが叫ばれている現在、少しでも宇宙(そら)に想いを馳せてもらえますように・・ 詳細等は随時お知らせ致します。詳しくは主催者HPで
先月担当だったうめ組さんありがとうございました。今月はもも組さんが当番です。よろしくお願いします。
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