平成24年度3月号
春の便りがどこからともなく聞かれる季節となりました。日を追うごとに暖かさが増し、春風にのって春の香りが運ばれてくるのを感じます。
子どもたちは、この一年各年齢ごとにめざましく成長してきました。今年度も子どもたちにこれまで同様、四季折々の豊かな活動や体験を提供することができました。これもひとえに、保護者の皆様の保育園に対する深いご理解とご協力あってのことと、大変感謝いたしております。
『体感』をキーワードに子どもたちの“生きる力”“伸びゆく今”を大切にしたいという思いで日々の保育の充実に努めてまいりました。今月も園外保育やおとまり保育など、楽しい予定がたくさんあります。その一つ一つが子どもたちの心の栄養となり『生きる力の根っこ』となるよう、残りの日々を大切に過ごしていきたいと思います。卒園、進級まであと少し!!今月も子どもたち一人一人に寄り添った保育を展開していきたいと思います。
平成25年3月1日
つるた保育園 園長 徳原省市
■今月の保育目標
● 進級卒園に期待を持ちながら |
■今月の行事予定 (詳細はお手紙をご覧下さい) *下線のある行事名をクリックするとその様子が見られます
時間 |
行事名 |
参加 |
場所 |
内 容 |
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28日(木)〜3/1 | おとまり保育 | うめ組 | いなかの家 | うめ組になって2回目のおとまり保育。みんなで思いっきり楽しい2日間にしてきます。 | |
2日(土) | 7:30 | 駐車場清掃 | すみれ組 保護者 |
つるた保育園 | |
4日(月) | お話し会 | さくら組 | つるた保育園 | ||
6日(水)〜8日(金) | おとまり保育 | さくら組 | いなかの家 | 保育園生活最後のおとまり保育。春の訪れを感じながら、仲間と目一杯遊び込み、楽しく充実した3日間を過ごしてきます。子どもたちの心にたくさんの思い出が残りますように… | |
12日(火) | 園外保育 | もも組 | いなかの家 | 友だちとの触れ合いを大切にしながら、春の自然を見つけてきます。 | |
13日(水) | 誕生会 | 全園児 | つるた保育園 | 3月生まれのお友達おめでとうございます。おしゃれをしてきていいですよ。 | |
14日(木) | カワイ 体育教室 |
うめ さくら組 |
つるた保育園 | 1年間の復習を行います。 | |
避難訓練 | 全園児 | つるた保育園 | 保育中の地震と火災を想定して行います。 | ||
15日(金) | 園外保育 | すみれ組 | いなかの家 | ジャンボすべり台に初挑戦!!エネルギーを存分に発揮させて遊んできます。 | |
16日(土) | 7:30 | 駐車場清掃 | すみれ組 保護者 |
つるた保育園 | |
18日(月) |
・乳児組 お楽しみ会
・幼児組 お別れ会 |
全園児 | つるた保育園 | 乳児組は、一つ大きくなることの喜びを皆で感じ、おやつを食べたりして、みんなで楽しく特別な時間を過ごします。 幼児組は、さくら組のお兄さんお姉さんに「ありがとう」の気持ちを込めて、もも・うめ組さんが手作りのプレゼントを渡します。また、この日の給食は、さくら組リクエストメニューをみんなでいただきます。 |
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23日(土) | 平成24年度卒園式 | 幼児組 | つるた保育園 | さくら組の皆さん、ご卒園おめでとうございます。新たなスタートです。素敵な一年生になってください。式には、もも・うめ組が在園児代表として参列します。。 | |
26日(火) | 園外保育 | つくし組 | いなかの家 | 最後の最後につくし組さん。つくし組さんの大冒険!ワクワクドキドキいっぱいのいなかの家で、たっぷりと遊んできます。 | |
27日(水) | 老人施設訪問 | 幼児組 | 滝の原苑・ファミール滝の原 | 今年度最後の交流会となります。プレゼントとしておじいちゃん、おばあちゃんの絵を描いて、手渡してきたいと思います。 | |
28日(木) | カワイ 体育教室 |
もも うめ組 |
つるた保育園 | もも組は初めての体育教室となります。 |
■卒園おめでとう
さくら組の子どもたちにとって、そして周囲の大人たちにとっても卒園は、6年、7年間(保育年数は個人で違います)の保育の終了であり、新たなスタートでもあります。新しい出発への不安を少なくし、安心して就学できるよう、残りの日々をより丁寧に関わっていきたいと思います。
兄弟姉妹のように毎日遊んできた仲間や担任と心ゆくまで楽しみ、保育園時代のたくさんの思い出が幼心の輝かしい1ページとなるように、さらにたくさんの愛情で子どもたちを包みたいと思います。
3月23日の卒園式には、ちょっぴりの緊張と嬉しさいっぱいの笑顔で参列してくれることでしょう。在園児代表として、もも・うめ組さんは式に参列します。つくし、すみれ組さん、当日は花のアーチでのお見送りに来てください。一人でも多くの方のお見送りをお願いいたします。
■ありがとうございました
●平成24年度役員の皆様、1年間のご協力ありがとうございました。皆様のご尽力に心より御礼申し上げます。
●さくら組保護者の皆様より、平成24年度卒園記念品としまして、バスドラム一式、新園舎エレクトーンカバー2組をいただきました。エレクトーンカバーは、お忙しい中、保護者の皆様で愛情込めて縫い上げてくださった作品です。新園舎と共に大切に使わせていただきたいと思います。
さくら組保護者の皆様、本当にありがとうございました。
■失われたコミュニケーション その大切さをもう一度感じよう
聖路加国際病院副院長
小児総合医療センター長 細谷亮太氏
グローバリゼーションのなかで、個人情報保護法などが成立してぴりぴりして、日本はやさしさを失いかけています。本質的なところに日本人のやさしさを残しておかなければ。小さい者を気にかける。きれいなものがあれば「きれいだね」と言う。さらにみんなで感動を分かち合う。音楽会や映画など時間を共有したうえで「よかったね、すてきだったね」と言葉を交わす文化は、テクノロジーの発達が壊してしまったけれど、みんなでうたったり、語ったり、そういうのを「ダサイ!」と思わない感覚が、子どもと付き合う時には大切だと思いますね。若い人の間では今は携帯メールが主要なコミュニケーションツールになっていますが、メールではなかなか心情までは伝わりません。これからは言葉によるコミュニケーションの重要性を知っている人が、それを伝えていかなければいけないと思います。授乳時に携帯を出してメールに熱中している母親を見かけました。おっぱいをあげながら赤ちゃんの目を見つめたり、話しかけたりするのは親子の大切なコミュニケーションです。生後1か月の赤ちゃんの視力は0.1もなく、焦点もうまく合わせられませんが、じっと目を見て気持ちを送ると、目が合います。すっとよけるとそれを追う。赤ちゃんの時は目から人間の「気」が入ってくるのです。だからこの時期にそうしたかかわりが重要だと、機会があるごとに伝えていかねばと思っています。
先月担当だったもも組さんありがとうございました。今月はすみれ組さんが当番です。よろしくお願いします。
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