『さくら組“いなかの家”おとまり保育』の様子です


3月8日(木)

何度泊まってきたでしょうか。どのくらいの思い出を作ってきたでしょうか。そんな保育園生活最後の“おとまり保育”が春の陽気の中、始まりました。

バスの中では歌を歌ったり、園長先生がクイズをだしてくれました。さすが、もうすぐ1年生一番興味を持ったクイズは数に関するものでした。「テーブルの上にリンゴが3つ、みかんが1つ、あわせていくつ?」等など「はぃ!はぃ!」と元気よく手をあげる子ども達でした。

いつものように城山公園のだんご屋さんに立ち寄り、好物のだんごを買って、桃と梅の花が咲き始めた城山公園に到着です。何回も来ている城山公園&ジャンボ滑り台ですから、我先にと競い合うように頂上の滑り台の滑り口まで駆け上っていきます。思う存分滑り台で遊んだ後、公園内の山登りに向かいました。山の頂上では雲ひとつない青空の下、美味しい空気をたくさん吸い、「ヤッホー!もうすぐ1ねんせいだぁ〜!!」と叫びました。

おなかがペコペコになったところで、いなかの家に到着です。今日のお昼ご飯はさくら組のみんなのナンバーワンリクエストメニューの“オムライス&コーンスープ”です。おなかいっぱいお昼を頂いた後は、近所の養鶏場へ出発です。鶏小屋に入って直接卵を取るなんてめったに無い機会です。養鶏場の方に「このにわとりはなんさい?」「このにわとりのあごについているものはなに?」等、年長児ならではの質問が飛び交いました。

いなかの家に戻り、理事長先生にご指導いただき、釘とかなづちを使って木のおもちゃ(トラック)作りにチャレンジです。まず組み立てる前に紙やすりで材料の木の面をツルツルにやすりをかけるのですが、手でそのツルツル感を確かめるだけではなく、自分の顔にその木を当てて、木の感触を肌で感じています。まさに五感を通して感じていました。みんな組み上がったトラックにおもいおもいの模様を書き、世界に一つしかないおもちゃの出来上がりです。

やつの特製お好み焼きを食べ、力がもりもりついた所で、裏山探検です。枝をかき分け、道なき道を進みます。1年前もそこを登ったのですが、その時は1/3位の子ども達がメソメソ泣いていました。今回は弱音をはく子も無く、他の仲間を心配する気配りもできるようになっていて、とても成長を感じました。

山からおりて来た後は、楽しいお風呂タイムです。その頃からチラチラと雪が降ってきました。日中はあんなに天気が良かったのに・・・。

ライン

3月9日(金)

朝になり外は薄っすらと銀世界が広がっていました。でも空は青空です。朝6時前より起床しはじめた子ども達、朝食を頂いた後さっそく外で雪遊びです。雪合戦をしたり、小さい雪だるまを作ったり・・・雪の感触を感じていました。

そしていよいよ理事長先生の実家のある所まで移動です。約4kmを徒歩で行きます。防寒対策をしっかりとして、川沿い、あぜ道を歩きはじめました。約2時間でやっと到着です。

理事長先生の実家で一休みした後、実家の裏山に遊びに行きました。そこは休耕田が広い野原のようになっていて、持ってきたお弁当をそこで食べました。食べ終わった順からおもいおもいに遊び始めます。いっぱい積もっている枯葉で寝床を作りそこに埋もれて一休みしている子。「だるまさんがころんだ!」と仲間を集めはじめる子。土手を思いっきりジャンプしている子。大きなケヤキの木に登っている子。各自、本当に楽しそうに遊んでいました。

いなかの家に今度はバスで戻ります。そこであたたかいおやつを食べ、又お風呂に入り身も心もポカポカになりました。

さくら組最後のおとまり保育。また沢山の楽しい思い出を作ることができました。

ライン

 

copyright (c)2001.Tsuruta hoikuen.all right reserved.
このホームページ上の画像・文章の無断転載は禁止します