『うめ組“いなかの家”おとまり保育』の様子です


2月28日(水)

もしかしたら2日間とも雨かもしれない・・。と心配していましたが1日目は雨が降るどころか、お日様も時折顔を見せてくれ、暑くも無く寒くも無く、子ども達が活動するにはもってこいの一日となりました。

前回のおとまり保育に引き続き、まず夕食の食材の買出しをし、大好きな“ジャンボすべり台”に到着です。この1年の体力の向上はめざましく、みんな10回以上登っては滑りを繰り返していました。

いなかの家に到着後、愛情たっぷりの手作り弁当をいっぱい食べた後、近所の養鶏場へ出発です。鶏小屋に入って直接卵を取るなんてめったに無い機会です。そこで1個100円もする高級卵を特別にプレゼントしていただきました。

さてさて、その後いなかの家に帰り理事長先生にご指導いただき、釘とかなづちを使って木のおもちゃ作りにチャレンジです。まず組み立てる前に紙やすりで材料の木の面をツルツルにやすりをかけるのですが、手でそのツルツル感を確かめるだけではなく、自分の顔にその木を当てて、木の感触を肌で感じています。まさに五感を通して感じていました。

さあ、おなかもすいてきた所でお待ちかねのおやつの時間です。今回はお好み焼きをホットプレートを使って保育者指導の元、作りました。

心も体もホッカホカになった所でいなかの家の裏山にチャレンジです。登山道など当然無く、道なき道を自分の手と足を使いどんどん登っていきました。道中仲間の姿が見えなくなると「お〜い。下の人。ここが見える?」「ここトゲトゲがあるから触らない方が良いよ。」「ここ危ないからね・・・」と子ども同士で声掛け合って、助け合っています。思わず感動です。

夜もふけ(といっても7時頃・・普段だったら、まだ保育園にいる子もいますね。)夕食のカレーをまたまたおなかいっぱい食べ、就寝前には“シルエットシアター”,“パネルシアター”,“絵本”と楽しみ、いざ布団に入るとまるで電気を消したようにパタンと静かになり、あっという間に夢の中へ・・・そのままみんな朝までぐっすりでした。

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3月1日(木)

夜が明けて朝・・・。子ども達よりちょっぴり早起きした担任は天気が気になって、窓の外を見に行きました。“雨。。。(;_;)”

1日目、目一杯遊んだからか、朝の雨の静けさからか子ども達はぐっすり眠っています。前回のおとまり保育では早くから目がさめていた子ども達ですが、今回は6時30分すぎまでとっても静かでした。そして目覚めと同時にスイッチON!!。それまで静かだった“いなかの家”も賑やかになり、納豆、ウインナー、みそ汁などで朝食をとるとますますパワーアップのうめ組サンです。そして、前回同様昼食のお弁当作り。おにぎりの作り方をしっかり覚えていて「こうやってギュッてするんだよね!」「できたぁ〜。」と私達大人の助けも必要とせず、自分達でどんどんお弁当作りを進めていました。

その頃、雨も小雨になり、少し空も明るくなってきたように思えましたので、もしかしたら山登りできるかも・・・と思っていましたが、いっこうに雨はあがる様子が無いので、予定を変更して近くの粕尾保育所にお邪魔することになりました。

粕尾保育所に到着。乳児から幼児まで合わせて34人の子ども達全員で私達をあたたかく迎えてくれました。初めて会う粕尾保育所のお友達。早速グループを作り交流開始です。グループごとに自己紹介をして、みんなでおやつをいただき、映画を見せていただいたり、がらくた工作をして楽しみました。粕尾保育所のお友達と交流する子ども達の表情は様々です。初めから何の違和感なくうちとける子、ちょっぴり緊張気味の子、恥ずかしがっている子・・「あぁ〜やっぱりね」「えっ!以外!」なんて保育者が改めて発見する子ども達の姿が見られました。でも子ども達の順応性は早く、がらくた工作や、昼食時にはすっかり和気あいあい。帰りにはおひな様の手作り人形までいただき、あたたかい歓迎に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

朝起きた時から「ねぇ先生。山は?山!!」「山登りいかないの?」と担任と顔を合わせるたびに言う子ども達・・。粕尾保育所を後にした子ども達は一路理事長先生の実家の裏山に待望の“山登り”に向かいました。雨の降る中バスの中でカッパを着ていざ出発。雨なんて何のその・・カッパに長靴を着ていれば大丈夫・・とみーんな嬉しそうな笑顔です。やはり自然の中にくると心が開放されるのでしょうか、どの子も本当にいい表情をしていました。穏やかな起伏のある山をゆっくりと散策すると目の前に白い物が・・「あっ!雪だ!」「雪が残っている!」と雪を目指して一直線。木々の陰になり溶けずに残っていた雪で早速雪合戦の始まりです。シャーベット状の雪は当たるとちょっぴり痛いけど、そんな事はおかまいなし!みんな無我夢中で雪合戦に興じていました。「そろそろ帰りますよ」と園長先生の声。「えーっ!もっと遊びたい!」と子ども達。

いなかの家に帰り着替えを済ませ、荷物の整理をして、温かい飲み物と美味しいおやつをペロリとたいらげました。

本当にこの2日間子ども達はよく遊び、よく食べ、よく寝てと充実した時間を過ごしました。

保護者の皆様には荷物の準備等、ご協力いただき、本当にありがとうございました。

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