■さくら組“おとまり保育”の様子です

いなかの家

 

行事が終わるごとにさびしさを感じていましたが、いよいよ卒園を間近に控え、最後のおとまり保育となりました。子供達はいなかの家が大・大・大好きです。指折り数えて、とても楽しみに待っていました。今年も去年に引き続き、2泊3日でしたがあっという間に過ぎてしまったように思います。子供達は身辺処理がひとりででき、仲間と一緒にいる楽しさを味わいながら、存分に遊び込んだように思います。怪我もなく全員元気に過ごすことができ、うれしく思っています。

1日目(3月5日 水曜日)

★ジャンボすべり台

 バスの中から「あっ!ジャンボすべり台が見えた。」と大はしゃぎ!到着すると工事をしていたが、いつもの所でおやつにする。少し寒いためかジュースの売れ行きが悪く、お菓子やまんじゅうだけ食べる。食べている時にも、すべりたくてすべりたくて仕方ない様子。園長先生からすべり方の注意を聞き、さあ出発です。もうみんなの行動が早い。「わー」「ヤッホー」次から次への歓声が上がる。「楽しいな。でも前はひとりですべれなかったんだ」と話す男の子、5〜7人ですべる子、友達に先にどうぞと譲る子、ひとりですべる子と、みんなそれぞれに楽しんでいた。何回すべったことでしょう。10回以上すべった子がほとんどかもしれません。「今度来る時は小学生ですね。」と話すと、「今度はお父さんとお母さんと来るんだ。」と楽しみにしている様子だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

度は山頂目指して走り出す。みんな足も速くなったものです。山頂から粟野町を見下ろす眺めは最高です。子ども達の第一声は「やまびこさーん」です。合唱が始まっていた。

 

 

 

 

★総合運動公園

 何度もいなかの家に行っていますが、今回初めて運動公園へ行きました。広々とした、きれいな石がいっぱいな河原です。石投げをする。何回石がはねるかなぁ。ひらべったい石を見つけて投げるが少し難しかったようです。そんなことをしているうちに「ホタルの幼虫」「ザリガニの赤ちゃん」「オタマジャクシの卵」を見つけ、大喜びし、ここに春の訪れを感じた。大きな石を見つけて石渡をしたりと、次々と遊びを楽しんでいた。

 

 

 

 

★いなかの家到着

 いつものように理事長先生と悦子さんにあいさつを済ませおじぞう様にあいさつをする。「最後のおとまり保育、元気に過ごせますようお守りください・・・・・」真剣に手を合わせた。いよいよ楽しみにしていた昼食。お母さんの愛情たっぷりの弁当と悦子さん手作りの味噌汁で満腹になった。

★ブーメラン作り

 今回ブーメランにしたのは、男の子の希望です。保育室で本を見ながら、「せんせい、いなかの家出これ作ろう!」と見つけ出した。早速、取り入れることにしたわけです。作ることが大好きです。子供達はじっくりと取りかかった。マジックで色を塗ったり、模様を描いたり、最後にはさみで切りぬき出来上がり。外に出て飛ばして楽しむ。「煙を見て、風の向きを見るんだよ。」と言いながら、石の上に登ってとばす子。曲げたり、折ったり、場所を変えたりと自分の知識を生かし、工夫し遊びを楽しんだ。

★散策→小学校→神社→養鶏場へ

 保育園より高いうんていに挑戦した。抱っこをしないとぶら下がれない高さです。保育園でできる子はみなできる。「みんな小学生になれるわー。」と園長先生の大きな声、高い高い登り棒に挑戦したり、よーいドンとかけ足をしたり、ブランコに乗り気持ちよさそうにこいでいる子、みんなみんな遊び込んだ。

 

 

 

 

★いなかの家散策

 3時のおやつ(おでん)の後は家の周りで遊んだ。小さな集団になり探検ごっこが始まった。今まで行ったことのない所を見つけ出す。基地にぴったり隊長がいて、隊長の言うとおりに動いている子。また、皆、同じ行動をするのでなく役割の分担が生じ、自分の好みや個性に応じた立場で行動している子。また別な集団では「ボクは釣りバカだ!」と長い棒を持ち釣りをしている子。1番隊長、2番隊長、3番隊長・・・・・と列をなしていなかの家の周りを探検している子。炭焼きの煙で避難訓練をしている子などあちこちで遊びが発展していた。みんなみんな満足いくまで遊んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

★1日目の夜

 

 

 

 

 大好きなお風呂に入り、さっぱりした後は夕食のカレーライスです。ペロリ残すことなくよく食べた。食後は日記です。一番楽しかったことは何かなぁ、ほとんどの子がジャンボすべり台の絵を描いていた。描くことにも多いに興味を示しているので、集中して描いていた。

次はいよいよ夜の探検です。マフラー、ジャンバーを着て、出発です。空を見上げるときれいに星が輝いていた。「せんせい、あれ何の星だか知っている。」「あれはオリオン座だよ。」何でも知っている子がいる。真っ暗なため3人でしっかりと手をつないだ。途中にある大きなバナナの木、冬を過ぎたバナナの木は小さくなり、葉もなく枯れている。園長先生が棒でたたくと「カシャカシャカシャ」と「なんだマラカスみたいだ。」と音を聞いてマラカスをイメージしたようであった。真っ暗なバーベキュー小屋をひと回りして家に戻った。探検後はパジャマに着替え、就寝です。さくら組の子ども達はいつもすぐにぐっすりですが、今回も手がかからず10〜15分位で眠りに入っていた。

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