さくら組おとまり保育

■『さくら組“いなかの家おとまり保育”』の様子です

　　　　　　　　　　　　2002.3.5～7 　　　　　　　　　　　　　　

おとまり保育も２日目です・・・

　 ３月６日（水曜日）　

■２日目の・・・天候は？

１日目夜から降りだした雨。「あぁー明日は天気予報が当たるかなぁ」と心配していたのですが、朝起きた時は降っていた雨も、子ども達が朝食を食べ始める頃には雨があがり、あっという間に雲間からおひさまが顔を出してきました。やっぱり神様はさくら組の味方！さくら組の子ども達はついていますね！１日目よりもずっと良い天気に恵まれました。朝食を食べ、朝の清々しい空気をいっぱいに受けて、少々のんびりとリラックスタイム。それぞれの子が、それぞれの好きな遊びを見つけて楽しみました。「先生、まだ今日は帰んないんでしょう？」「うん。まだ帰らないよ。明日ね。」と答えると「やったー」「あーよかった！！」とまだまだ帰りたくない様子・・・「ずーっとおとまりしていたいね」本当です。このまま時間が止まってしまえばいいのに・・・何度そう思ったことでしょうか。

■初体験！うどん作り

さて、２日目のスタートはうどん作りからです。前日に引き続き小嶋さんにお手伝いいただけることになりました。エプロン、三角巾で身支度を整えた子ども達は、もうやる気満々です。小麦粉に少々の塩を混ぜて、水を加えてこねていきます。「うわぁーすごい１つのお団子になってきたよ」と小嶋さんの手を見つめる瞳。まるで手品でも見ているように子ども達の目には映るのでしょうか・・・。真剣なまなざしでした。少々それをねかした後、いよいよ子ども達の出番です。ビニール袋に入れて足ぶみで伸ばしていきます。「うはっ！なんだか冷たくて気持ちがいいよ」「ふにゅふにゅしてて、不思議な感じ」そうなんです！この体験を子ども達にさせたくて、今回うどん作りを企画したのです。

足踏みでのばしたうどんを今度はさらに麺棒で薄くのばしていきます。小嶋さんにまずお手本を見せてもらいました。「うわぁ！」「どんどん大きくなる！」「うっすーい！」と大歓声があがりました。さて、子ども達の出番です。なかなか上手に麺棒を使いのばしていきました。もちろん包丁で切ったのも子ども達でした。昨年度うめ組の時にカレー作りをした時の手つきよりもずっと安心してみていられました。最初うどん作りを計画した時は正直「まぁ、うどんにならなかったら、すいとんにでもしましょうか」なんて笑い話をしていたのですが、嬉しい誤算でした。子ども達も「早く食べたいね」と出来上がりに大満足！さてさてお味のほうは・・？後のお楽しみとなりました。

■やっぱりみんなつるたの子

今日のお昼ご飯はサンドウィッチです。大きなロールパン3つにいろいろな具をはさんで食べました。

さて、お腹もいっぱいになったところで、川遊びに出発です。長靴を履き、一応着替えをもって・・一応と書いたのは、まぁズボンとパンツぐらいは濡れる事もあるだろうと思ったからでした。けれど、やっぱりさくらさん！みんなやっぱりつるたの子でした。川＝（ｲｺｰﾙ）濡れるものだと思っているようです。川へ着くなりリュックを放り投げズボンを脱ぎ、真っ直ぐ川に一直線です。長靴の中が濡れなかったのは、ものの1，2分でしょうか？あっという間に長靴はびっしょり。おまけにころんでパンツも洋服もびっしょりです。「うひょー冷たーい！」「でも、いい気持ちー」とキャッキャ、キャッキャの大歓声。みんないい笑顔です。山と川に包まれて身も心もすっかり開放された子ども達でした。

■いなかの家にて・・

川遊びも十分に満喫し、いなかの家に着く頃には「あぁーお腹すいたー」本当に頼もしい子ども達です。さて、いなかの家で待っていたのは午前中にみんなで作ったうどんです。悦子さんが美味しく調理しておいてくれました。さて、さて、お味は？小嶋さんが作ったうどんはさすがに切れずにとても良い状態でしたが、子ども達の手作りうどんはプチプチと切れ、よく言えば食べやすくなったそうです。でも味には変わりなしさくら組特製うどんはやっぱり美味しかったです。

手作りうどんを食べた後は、理事長先生が、この日の為にたくさんの木片を用意しておいてくださったので、それを使って木工作をしました。テーマは自由。いろいろな形を自分で好きなように組み合わせ、金づちと釘で打ちつけたり、ボンドでくっつけたり・・・作品タイトルは様々。〝しゅりけん〟〝飛行機〟〝鉄砲〟〝おうち〟〝保育園〟〝ブーメラン〟〝トラック〟などなど、たくさんの名芸術家達が現れました。できあがった作品を嬉しそうに見せに来る子ども達です。子ども達のすぐ側で、理事長先生が子ども達の言う長さに木を切ってくれたり、金づちと釘の使い方を教えてくれたりと、ほほ笑ましい光景でした。

■夜はお静かに・・

お風呂に入った後は、最後のおとまり保育のSpecialﾒﾆｭｰ！お子様ランチです。オムライス、から揚げ、ブロッコリー、かぼちゃの大学芋風味、いちご、りんご。これを見た子ども達の第一声は「うわぁーうまそー」でした。モリモリとあっという間にたいらげて、おかわりする子もいる程でした。

〝夜の探検〟に行きたい！！との熱い要望！！というわけで、夜の探検に出掛ける事になりました。家の中にいる時は行く行く！といっていた子ども達も、外に出ると「ちょっとこわいかも・・・」なんて言うのです。でも３人ずつで手をつないでみんなで歩き出すと、すぐにいつものさくらさんに戻り、夜だというのに歌を歌ってにぎやかな夜の探検となりました。いつもは静かな粟野町粕尾もこの日ばかりは子ども達のかわいらしい声が響いた夜となりました。

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