■さくら組“おとまり保育”の様子です

いなかの家

  前々から楽しみにしていたおとまり保育。しおりを読み合ったり、表紙を作ったり、色塗りをしたり、そして、おとまり保育が4回目ということもあり「お風呂の用意ありますか?」「朝の用意ありますか?」等の声かけに一斉に「は〜い」と荷物が持ち上げられ、荷物の出し入れにも余裕が見られました。いよいよおとまり保育です。気持ちよい秋空、体を通り抜けていく風、草木の匂い・・・等に包まれ、何となく気持ちが癒され、心地良い気分が体いっぱいに広がる中で、存分に楽しめた素晴らしい2日間でした。

1日目(10月9日 木曜日)

〜ひまわりの迷路〜

  一面に広がるひまわりが見えてくると「わぁ〜」と歓声が上がりました。第一迷路は道がはっきりしていないため、全員一列になって歩きました。自分よりも背丈の高いひまわりに囲まれ、嬉しそうな表情をしています。「でかい!」「わぁー大きい」「先生よりずっと大きいよ」と会話をしながら進んで行きました。第二迷路は5人グループになり間をおいて出発しました。待っている子ども達は「なんだかドキドキするね」と興奮気味です。しっかりと手を握っているグループ、一列になって歩いてくるグループみんな探検気分。「道に迷っちゃった、どうしよう」「やっぱりこっちかなぁ〜」「あら また さっきと同じ道だよ」と迷いながら出口に到着です。出口では「ヤッター!」の大歓声が上がり、みんなでひとつの事を成し遂げた達成感を友達と味わっていたようでした。そんな中「撮影させていただけませんか」となんとフジテレビの方ではありませんか!「ぜひ、お願いします!」と返答しました。偶然に出会えた事でテレビに映るなんて嬉しいことです。もう一度撮影の為、第二迷路を歩きました。

〜ジャンボすべり台〜

 大好きなジャンボすべり台に到着です。お団子屋のお団子とジュースを頬張った後はジャンボすべり台です。さすがさくら組さん、余裕です。安心して見ていられる程です。アスレチック登りでは、「見て!見て!サルだから上手だよ」と黙々と登っていました。「○○ちゃん一緒に滑ろうよ」と気の合う仲間が一緒になり休むことなく、何度も何度も滑っていた。次に目指すは城山の頂上です。坂道なのにみんな小走りでした。頂上に着くと大の字になり寝ころぶ子、手を広げる子、爽やかな風を受け清々しい気分を味わいました。まだまだエネルギーが余っているのかかくれんぼしている子もいました。城山からの帰り道です。「ぼくここから飛び降りてみようかなぁ。」と言う男の子を先頭に高さ2m程もある橋の上から水の無い川に「行きます!」の声と同時に次々と飛び降り始めました。何度も挑戦する子、自信がないが友達ができたからやってみようと挑戦する子、みんながんばっていました。

 

 

 

 

昼食〜

 いなかの家では、たくさんの花が出迎えてくれました。まずはお地蔵様にごあいさつです。「いなかの家にお世話になりますので、お願いします」とひとりの女の子に真似して手を合わせて挨拶をしました。次はいよいよお昼の時間です。愛情たっぷりのおいしいお弁当とあたたかい具沢山の味噌汁をみんな幸せそうに食べていました。

虫を追いかけたよ〜

 自分で、図鑑を見ながら作った虫かごを持ち、近くの畑に虫とりに行きました。まず、子ども達を釘付けにしたのはトンボ≠ナそっと近寄ってつかまえたり、帽子でつかまえたりと様々な方法を考えながら追いかけていました。棒を持ち、そこに止まらせてとろうとしていた子。近くにいたお友達に頼んでとってもらって成功、交代してとっていました。トンボがつかまえられず、同じ場所で一人になっても10分以上追いかけていた子。つかまえられた時には、とびっきりの笑顔を見せ報告に来ました。そして、とっても優しいAちゃんは「先生、何をとりたいの?」「トンボ!」「とってあげるから待っててね。」とつかまえてくれました。トンボ、カエル、バッタ、コオロギ、イナゴが、みんなの虫かごいっぱいに入っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜水と藁(わら)と遊んだよ〜

 おやつの焼きおにぎりを食べてパワーアップすると、トンネル近くの川まで散歩に行きました。周囲の山々の鮮やかな緑、そして空の青をみんなで見とれながらの田んぼ道はとても気持ち良いものです。川に着くと石投げが始まりました。向こう岸まで何度も投げ挑戦している子や、大きな石を投げ、大きな水しぶきの上がるのを喜んでいる子、そして・・・水の中に入ってしまう子!「きもちいい・・・」と嬉しそうに川の中を歩いていました。

 

 

 

 

  そして、帰り道は稲刈り後の田んぼでわらと遊びました。わらを持って園長を追いかける子ども達。広い田んぼは走っても走っても追いつかない子や、後ろからわらを投げる子など大はしゃぎでした。園長は何歳だったか・・・と考えてしまう程、子ども達と戦っていました。(笑)わらの中に埋まって隠れ、他の子を驚かした4,5人。だんだん人が集まってきて、みんなでわらの温かさを感じながら思い切り楽しみました。田んぼからの帰り道は、夕日に背中を押されながら、そして、頭の上高くをトンボが飛び回る中、いなかの家へと帰りました。

大好きなおふろ 大好きなカレーライス〜

 毎度おなじみ、大好きなお風呂の時間!「入る入る」と子ども達が走って入ることになりました。スイミングスクールに通っておる子ども達は、お風呂のプールで「ブクブク パァー」と大はしゃぎで、いつもの事のなかなか出ようとしません。「キャー!」「ワァー!」と元気な声が響いていました。
 そして、ブロック、折り紙、お絵描きでお友達と遊んだ後は、手足がブラブラと動くカエルを作りました。昼間つかまえたカエルを思い出しながら動かして楽しそうでした。
  いつもの日より早いであろう夕食も大盛カレーライスとフルーツヨーグルトをすぐに食べてしまいました。園長が切ったりんごを頬張り「ごちそうさま!」

お父さんお母さん 楽しい一日だったよ〜

 ハガキに楽しかった事をお父さんお母さんに教えてあげようと絵を描きました。すでにご覧になられた事と思いますが、何を描こうか・・と考え、じっくりと描き上げていました。1番多かったのはひまわり畑∞ひまわり迷路≠Q番目はジャンボすべり台∞虫とり≠ナした。

ワクワクドキドキの夜のはじまり〜

 

 

 

 

ずっと楽しみにしていた夜の探検にはジャンバーを着て、帽子を黄色にしての出発。昨日が十三夜だった為、空には満月がみんなの事を照らしていました。♪でたでたつきが まるいまるいまんまるい・・・♪と歌いながらの散歩。月明かりで周りの山々やお友達の顔まで見えるほど明るい夜でした。「火星だよ」とみんなに教えてくれ、空を見上げていると2,3人の子が「あ!流れ星!」大人は誰も見る事はできませんでした。虫の声を聞きながら、夜の散歩を楽しみました。「お月様が僕たちの後を追いかけてくるね。」と見つめていました。

「そろそろ寝ようね。」の言葉に、みんなの「えー眠くなぁ〜い!」の声。布団に入ってからも「フフフ・・・」「コソコソ・・・」とお友達と嬉しそうな声が聞こえてきました。布団に入って30分もすると全員ぐっすりと寝てしまいました。

 

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