■さくら組“おとまり保育”の様子です

いなかの家

 

2日目(10月10日 金曜日)

〜2日目も快晴でステキな日〜

 元気いっぱい起き、着替えを済ませると、外に出たくてウズウズしている子ども達。外に出ると虫かごの所に行き、出てきてしまったバッタを見つけたり、また虫とりが始まりました。
 全員の準備ができたところで、ポストまで昨日描いたハガキを投函しに行きました。「夜、探検しに来た所だね。」と言いながらの道中。空には山から山へ空いっぱいの飛行機雲に感動し「おなか空いた〜!」の元気な声でいなかの家までの道を走って帰りました。茶碗いっぱいのご飯もすぐに食べ終えてしまいます。朝食の前に少し動いたからか、みんなと一緒だからか、驚くほどの食欲でした。
 食後は山登りの準備です。水筒に半分だけ水を入れリュックにしまう。ラップを使ってのおにぎり作りでは、昆布や鮭フレークを入れてクルクルと丸めパックにつめます。「お家でもやってるよ。」と上手です。お弁当、バナナ、リンゴジュース、お菓子をリュックに詰め、バスに乗ったら横根山に出発です。

〜横根山〜

 いなかの家から横根山まで一時間。バスの中では歌を歌ったり、園長先生お得意の「なぞなぞ」「逆さ言葉」などを楽しみクネクネの峠道を乗り切ります。「牛はどこ?」「いないね」と牛を探しているうちに緑の牧場が目の前に広がりました。あちらこちらに紅葉も見られ、横根ロッジに到着です。今度は遠くに見える像の鼻展望台を目指して出発です。「がんばるぞー!」「オー!」かけ声をかけ歩き出しました。道の両側にいる牛を見ながら、途中 牛の糞や鹿の糞が落ちていて会話が弾みます。湧き水に触れてみたり、また飲んでみたり、みんな弱音を吐くことなく歩いていました。展望台に着くと天気も良く、くっきりと山々の連なりが見渡せ最高の日です。なかなか見ることのできない富士山まで見ることができました。「太陽と言うのは何か気持ちいいね。」また山を見ては「映画に出てくるみたいだね。」と自分の思いを話していました。おいしい空気を吸いながら自分が作ったお弁当を食べるのは最高で、満足そうでした。

 

 

 

 

 食べ終わると、今度は横根山の頂上を目指して歩き出します。木々のトンネル、熊笹の道、砂利道などを自分の力で歩きます。「耳をすませてごらん。」「サラサラ音がするよ。」「何の音かなぁ?」「あれは水だよ!」と井戸湿原を通り抜けました。頂上近くなると口数も減り、「気を付けて。」「○○ちゃん早く!早く!」と友達を励ましながら歩いていくうちに頂上に到着!!みんな真剣に歩いてきたが、ホッとした様子です。水を飲んだり、おやつを食べました。下山は下り坂なのでペースも早く、あっという間にロッジに着きました。そこで、園長先生にアイスをごちそうになりました。横根山の牛の乳で作ったとってもおいしいアイスクリームでした。

 

 

 

 

 

 

 

 


 あっという間に過ぎた2日間。大自然の中で仲間と共に過ごし、仲間と一緒にいる楽しさを味わったり、好奇心や冒険心を満足させることができたのではないでしょうか。また、自然に触れ合うことで、季節の変化や動物の生命に気付き、自然の恵みを子ども達なりに感じることができた事と思います。「みんな大きくたくましくなったなぁ。」と改めて実感しました。荷物の準備等、ご協力を頂き、ありがとうございました。

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