【 9月号】             

 記録更新の暑さとアテネオリンピックの応援の熱さに燃えた夏もようやく一段落し、時折聞こえる虫の音や、すすきの穂に秋の訪れを感じるようになりました。充実期を迎え、4月から積み重ねた力をまとめていく月でもある9月は、戸外、室内での体育遊びを中心に保育を進めてまいります。友達や周囲の大人の応援や励ましによって、一人では出来ないことが、みんなと一緒にできるようになったり、友達と一緒にやることが楽しいことが分かり、友達同士の結びつきも深くなってきます。日々の保育の中で基礎体力作りにも心掛けていきます。


今月の保育目標

● 活動的な遊びを発展させ,運動会を楽しむ

● 秋の自然をみつけ,遊びを展開する


今月の行事予定 (詳細はお手紙をご覧下さい)  *下線のある行事名をクリックするとその様子が見られます

 

時間

行事名

参加
クラス

場所

内 容

4日(土)   親子散策 つくし組
親子
いなかの家 お待たせ致しました。いよいよつくし組が親子でいなかの家に行く番です。参加して下さる方が多く、今からとても楽しみです。クラス役員の方を中心にみんなで目一杯遊んでいきましょう。
7日(火)   ぶどう園散策 全園児 加藤ぶどう園 加藤ぶどう園に行きぶどう棚のぶどうを眺めたり,とれたてのぶどうを食べてきます。つくし組もワゴン車に乗ってお出掛けします。
9日(木)

10日(金)
 
おとまり保育
さくら組 いなかの家 秋の草花が咲き乱れるいなかの家周辺の自然を相手に存分に遊んできます。仲間と寝食を共にすることから多くのことを学び、自信へとつなげていけるようします。
16日(木)

17日(金)
  おとまり保育 うめ組 いなかの家 初めてのおとまり保育です。いなかの家もかわいい子ども達に来てもらって活気をおびることでしょう。木の葉色づき始めた横根山にも登ります。
22日(水)   誕生会 全園児 つるた保育園 9月生まれのお友達おめでとう!
おしゃれして来て良いですよ。
23日(木)   秋分の日     昼と夜の長さが同じですね。夏から秋の移り変わりを家族の話題として取り上げてみましょう。
28日(火)   十五夜
もちつき
全園児 つるた保育園

十五夜の今日、まきで蒸したもち米をきねとうすでついておもちつきをします。子ども達はお雑煮、きなこ餅等をいただきます。

30日(木)   避難訓練 全園児 つるた保育園

台風を想定して行います。長靴と雨かっぱをスーパー袋に入れて持って きて下さい。*避難準備をしてお家の方がお迎えにくるまで遊戯室で待っているという訓練をします。

 大運動会は10月9日(土)です

明保野体育館に行きます
10月9日に行われる大運動会にむけて場所慣らしの為に体育館に練習に行きます。
  9月8日(水)  9:00〜12:00 (もも・うめ・さくら組)
  9月15日(水)  9:00〜12:00 (もも・うめ・さくら組)
  9月29日(水)  9:00〜12:00 (全クラス)
          14:30〜17:00
【登園時間】 8時30分までにお願いします。
【持ち物】   リュックサックの中にカッパ、タオル、スーパー袋に着替え一式を
         入れてきて下さい。

感謝の心
 9月20日(月)は長年社会に尽くしてこられたお年寄りの方々を敬愛する「敬老の日」です。核家族化が進み、お年寄りのいない家庭もありますが、この日を機に、お年寄りに対して感謝の心を持つということを伝えたいと思います。

秋の生活が始まります
 
9月にはいると,たまっていた夏の疲れから体調を 崩す子ども達が出てきます。食事をきちんととり,早寝早起きを心がけ夏バテを解消させましょう。
園ではポカリスエットや麦茶のクーラーポットを 今月も引き続き用意し,子ども達にたっぷりの水分を取ってもらうようにします。
・ 真夏の間は下着で寝ていましたが,9月10日までに薄手のパジャマを持ってきて下さい。
・ 尚,秋風が吹くようになりましたら掛け布団もお願い致します。その時はお知らせいたします。

※ 涼しくなったので、クラス帽子についている日よけ用のハンカチは取り外して下さい。
   3日(金)に持ち帰り6日(月)に取り外した帽子を持ってきて下さい。

宇都宮市民間保育園サッカー大会に参加して
 8月26日に栃木県総合運動公園公式サッカー場にて『宇都宮市民間保育園サッカー大会』が始めてとり行われました。
宇都宮市市内の保育園児100名ほどが集いサッカーを通じて交流を図りました。
つるた保育園からはさくら組を2チームに分けて参加しました。広々とした芝の緑のじゅうたんの上で堂々とプレーできたこと、賞品の金メダル胸に下げたことなど、誇りに思っているようでした。
公式サッカー場での大会は胸高まる思いがしたことでしょう。
※ 成績は6試合全勝でした。

子育てワンポイントアドバイス
 いつの世も親にとって我が子ほどかわいい存在はありません。かわいいがゆえに思い悩んだりすることもあるものです。とある住職が子育て中の親を対象に行った子ども成績評価方についての法話を紹介します。

・学校から成績表を持ってきたら・・うやうやしく成績表を拝みなさい。
・0点だったら・・「今度は10点ほしいな」とさりげなく言いなさい。
・50点だったら・・「よく頑張ったね」とほめなさい。
・80点だったら・・「お父(母)さんの子どもの頃と同じくらいになったね」と言いなさい。
・100点だったら・・「油断するな、次が怖いぞ」と言いなさい。
もともと子どもの成績が悪いのは、畑と種(父親と母親)の出来が悪いからで、子どものせいではない。そのうち必ずやる気を出すから決してあせらず、あきらめないこと!
そうは言っても現実はねぇ・・・。そうです。それ程我が子はかわいいのです。



つくし組2F
3〜6ヶ月までの月齢の子は首もしっかりすわり、体を自由にどんどん動かせるようになるので、コミュニケーションをとりやすくなります。特にふれあい遊びを好む頃なので、リズミカルな動きをつけ、手足や体を十分に動かしながら、お座りや腹ばい遊び、寝返りを促していきます。また、離乳食が始まる頃なので家庭との連絡をとりながら一人ひとりの様子に合わせながら進めていきたいと思います。6ヶ月以降になると一人で座っていられたり、寝返りやハイハイで部屋中を動きまわれるようになります。視野が広がるので、色々なものに興味を示し、探索を好みます。色や形、材質、音など探索が楽しめるような玩具を用意し、遊びを通し色々な体験をさせていきたいです。また、天候のよい日は外気に触れながら、くぐる、はう、押す、引っ張るなどの全身の発達を促す遊びができるような安全な環境を用意し、満足いくまで遊べるようにしていきたいです。
つくし組(ひよこグループ)11ヶ月〜1歳5ヶ月
保育士や友達とかかわりながら興味のあるもので存分に遊べるようにしていきます。足腰がしっかりしてきたので固定遊具(ピッキオ機関車、総合遊具など)で全身を使って遊びたいと思います。また、歩行が安定していない子は、ワゴン車につかまり立ちをして、歩ける子は歩いて散歩を楽しみ、少しずつ距離を伸ばして生きたいと思います。
手づかみ食べだけでなく、スプーンを使って食べようとする姿が見られるようになってきたので、引き続きスプーンで食べるように投げかけていきたいと思います。
自分の物(帽子、靴、服)に興味が出てきた子もいるので、自分のマーク、自分のものに興味を持たせていきたいと思います。 
つくし組(うさぎグループ)1歳6ヶ月〜1歳11ヶ月
・ 自発性、探索意欲が高まりますが、まだまだ大人の世話を必要とする自立への過程の時期です。新しいことに興味を示し触れたり動かしたりと探索活動が十分できるようかかわったり自分でやりたいという気持ちを大切にし、さりげなく援助し「自分でできた」という満足感を味あわせてあげたいです。
・ 歩く、跳ぶ、走るという基本的な運動能力の発達が著しくグングンと行動範囲を広げていきますので大型総合遊具、ブランコ、滑り台などの固定遊具や斜面台の登り降り、引く、押す、くぐるなどに挑戦させ、無理なく運動会へつなげていきたいです。また、手指も器用になりシャベルで砂をすくったりと遊具が使えるようになったり、積み木を高く積んだり、クレヨンで殴り書きも喜びます。変化することの面白い水、砂、粘土、紙などを使い手指の遊びも取り入れていきたいです。そして、なんと言っても秋の自然へ出かけ五感を存分に働かせたり、保育士とともに共感するなど心揺さぶられる体験を味あわせたいです。
・ 言語では「これなぁーに?」とものに対して関心が高まったり「ポカリちょうだい」など自分の要求を言ったり、二語文が使えるようになり言葉が獲得されていきます。たくさんかかわりながら引き続き排泄、着脱と生活面での自立にも心がけて生きたいと思います。

つくし組(ぞうグループ)1歳11ヶ月〜2歳4ヶ月
“おやつ給食モリモリ!!”
苦手な食べ物はさまざまですが、友達が一人苦手な食べ物を食べてほめられると、僕も私も食べてみようと食べたり、にんじんが苦手な子が一切れずつ自分で口に運んで食べたりとずいぶん自分で食べられるようになりました。「○○ちゃん、お野菜食べてえらいね。」「すごぉ〜い!!」とほめられると、ニコニコとした表情をしてとてもうれしそうです。
“オマルでおしっこ!!”
個人差はまだまだありますが、パンツをぬらさないでオマルで排泄ができるようになって来ました。食事の後、午睡明けなどオマルに座る習慣もつきました。オマルに座りながら歌をうたったり、絵を描いてみせると、子ども達も嫌がらず楽しみながらトイレットトレーニングをしています。まだ、なかなかオマルで成功しない子も、あせらずにゆっくりかかわっていきます。
“おさんぽ おさんぽ”
走る力がついてきて、散歩に出かけては遊歩道をよーいドン!!と走っています。走って転ぶこともまだありますが、少し足を伸ばして散歩に出かけ、歩く、走る力をつけていこうと思います。また、散歩に出かけながら「あっ!!むし。」といったりネコジャラシを見つけては「コチョコチョ」といって友達とくすぐりあったりお友達に草花を「○○ちゃん はい!!」といってあげたりという姿が見られます。散歩を通して者の名前を知ったり友達とのかかわりを広げていきます。 

すみれ組
保育園生活にも慣れてきて、それぞれの子ども達が自分の思いをいっぱいぶつけてくれるようになりました。いろいろな事をやってみたい時期。少しずつ自分の事もできるようになってきました。より一層基本的な生活習慣の自立に向けて自分でやろうとする気持ちを大切にしながらさりげなく援助し、満足感や達成感が。感じられるようにしていこうと思います言葉もたくさん出てきて、気の合う子同士が会話をしながら楽しく遊んでいます。時には自分の思いが相手にうまく伝わらず、急に相手の事を叩いたり、押したりしてしまう事もありますが、毎日生活している中で笑ったり、ないたり、甘えたりのいろいろな表情をキャッチしてお互いの気持ちを伝えいきながら楽しく遊びができるようにしていきたいです。
特に、ルールのある遊び(しっぽとりゲーム、むっくりくまさん、おにごっこ)、ジャンプ台、かけっこ、三輪車、秋の自然に触れ合う散歩(秋の虫や木の実とり)を取り入れていこうと思います。お友達とのつながりを深めながら心も体も成長するよう見守って行きたいと思います。

もも組
幼児組に仲間入りして半年が過ぎようとしています。乳児から幼児になり、体力・知力もつき幼児としての集団関係を学びながら遊びにもダイナミックさが見られるようになりました。うめ組、さくら組の刺激をうけ、うんていや鉄棒に興味を示し挑戦する姿も見られます。友達と遊ぶことに楽しさを味わいながら過ごすとともに、遊びの中で体を動かす楽しさも味わえるようにしていきたいと思います。

うめ組
友達と一緒に走ったり、跳んだりして活発に遊び、身体表現やルールのある遊びを楽しみながらその中で友達とのつながりも広げていくように見守っていきます。進級した頃に比べ、同じ取り組みをするにも、集団で競い合うことが楽しくなってくるので徒競走や障害物競走のようなものにも無理なく取り組むことが可能になってきます。ルールのあるゲームの中でマット、跳び箱、平均台、鉄棒などの遊具を使いながら(走る)(跳ぶ)(平衡)(登り降り)などのいろいろな運動機能を伸ばして生きたいです。

さくら組
この時期の子ども達は、基本的な習慣はほとんど自立し、自分自身でできるようになり、見ていても危な気がなくなり頼もしくさえ思われてきます。
この頃になるとよりいっそう仲間の存在が重要になり、同じひとつの目的に向かって数人がまとまって活動するようになりお互いが自分のやらなければならないことや、決まりを守ることの必要性がわかり、集団の機能が発揮されます。
子ども達がいろいろ経験した夏の思い出を保育者や友達と話し合う中から2学期の生活を作り出し、1学期よりも積極的にいろいろな活動に取り組み心身ともに実り多いものにしていきたいと思います。
秋は戸外遊びに最適な時期を迎えます。縄跳び、サッカーなど積極的に運動遊びに参加させ、体力の強化や健康づくりをしていきたいと思います。また、進学への期待もふくらみ、鉛筆を使い、字を書いたり、読んだりすることもいっそう深まってきています。できないことを否定するのではなく、できることを認めていきたいと思います。

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