■3月24日に行われた『卒園式』の様子です

もう春だなぁ・・・と思わせるような天気に恵まれたこの日、さくら組の卒園式が挙行されました。

下記に園長先生の言葉を載せます。


『ご卒園おめでとうございます』

社会福祉法人 鶴西会 つるた保育園
園 長 徳原由紀子

 保育園に入ったばかりの頃は、さまざまな不安な表情を見せていた子ども達でした。 長い子は6年間も保育園生活を元気に過ごして、みんな素敵な6歳になりました。
 今ここに卒園を迎える年長児の姿を見ていますと、一人一人の個性が光り輝いて、愛おしさが胸に広がります。
 保育所保育指針に、保育園は乳幼児が生涯にわたる人間形成の基礎を担う極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごす所です。ここに入園する乳幼児の最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進する事に、最もふさわしいものでなければならない。≠ニ述べられています。
 又、保育の原理については子どもは伸びてゆく可能性をその内に秘めている。その子が現在を最もよく生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を担う事が保育の目標である。≠ニ記されています。
 私は日々、次のような気持ちで子どもの視点にたって保育をしてまいりました。子どもにとって保育園とは・・・。何よりもまず生活の場です。子ども達はどんな事情にせよ、親の手を離れて、毎日一定時間を保育園で過ごします。しかも、昼間の最も活動的な時間の大部分を保育園で過ごします。であるならば、まず私たちが心がけなければならない事は、その子どもにとって楽しい場であるようにする事です。
もしも毎日生活する場が楽しくなかったら、その子はどうなってしまうのでしょうか?その事は私たち大人が自分の身に引きうつして考えてみれば、すぐにわかるはずです。
 子どもは、基本的な条件をちゃんと整えてあげれば、だれでも毎日を楽しむ事ができるはずです。
 幸いに、保護者会会長さんをはじめ、保護者の皆様のご支援ご協力のお陰で、発達に見合った、沢山の思い出に残る貴重な体験学習を獲得することができました。本当にありがとうございました。
 つるた保育園で育った子ども達は、恵まれた環境刺激を受け、子ども達同士、切磋琢磨して生活をし、生きる力を着々と蓄えた子ども達です。見事に、心身共に成長し続けています。
 偶然の出会いとはいえ、つるた保育園で生活を共にした皆様方です。
 卒園後も、担った絆を大切に、お互い機会がありましたならば、子育ての喜びを共に分かち合って、歩んでほしいと思います。
 さくら組保護者の皆様は、お互いに思いやりがあり、魅力ある仲間で心強さを感じます。何より嬉しかったのは、働きながらの子育ての困難さを乗り越えていく、お父さんお母さん方の愛情とたくましさと知恵とが実感できた事です。
 回り舞台のように大きく回転する時代の中で、たくさんの人がつるた保育園にかかわり、つるた保育園で生き、旅立っていきました。
 職員だけでなく、子ども達、お父さんお母さん方、地域のいろいろな方達が裏で支えて下さいました。大勢の人達が、歴史のひとこまをつくり、つるた  保育園を支えてきたのです。
ありふれた言葉ですが『ありがとう』の言葉に尽きます。
皆様がこれからも健康に留意され、ご活躍下さいますよう、心からお祈り申し上げます。
 園に対しまして、深いご理解と多大なるご協力を頂きました事を、心から御礼申し上げますと共に、ここに全員元気に卒園を迎えました事を、心からお慶び申し上げ、お祝いの言葉と致します。

平成13年3月


 

3月13日に行われた『すみれ組“いなかの家”園外保育』の様子です

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3月8日に行われた『つくし,すみれ組“園外保育”』の様子です

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3月8日〜9日に行われた『さくら組“いなかの家”おとまり保育』の様子です

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3月6日に行われた『もも組“いなかの家”園外保育』の様子です

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2月28日〜3月1日に行われた『うめ組“いなかの家”おとまり保育』の様子です

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麗らかな春の光がふりそそぐ日々が日毎に増してくると、そちらこちらに春の匂いが感じられ、気分がウキウキしてきます。
そして、寒さからの開放と卒園、進級、入学を迎える希望に満ちた明日を思うと、心身共にやる気がわいてきます。
春って良い季節ですね。特に子ども達は季節に敏感で、暖かくなると、裸足になり水や土や砂で遊ぶ事を開始します。土の中に隠れて冬ごもりしていた虫達が、春を感じ戸をひら啓き始めるのと同じように思います。
子どもは季節を感じ取る天才ですね。


今月の保育目標

* 進級・卒園に期待を持ちながら意欲的に行動する
* 自然の変化に気付き春の訪れを知る


今年も“草もち作り”をやろう!
いなかの家の近所に住む小島さんご夫妻が、昨年に引き続き、杵と臼、よもぎ(昨年採った物を保育園の子ども達の為に冷凍保存しておいてくれました)道具一式軽トラックに積んで来て下さいます。
下記の要領で行いますので、よろしくお願い致します。
【日 時】 3月2日(金) 午前9時30分より
【持ち物】 エプロン・三角巾・
【昼 食】 ひなまつり特別メニュー,草もち,豚汁,苺のムース
* この日幼児組はお弁当はいりません。コップとおはしだけ持ってきて下さいね。
* 爪はきれいに切って来てください。

子育てサロンを再開いたします!
降園時のひととき、お茶を飲みながら、保護者の方同士でおしゃべりを楽しむ憩いの場です。お子さんは保育していますので、保護者同士でゆっくりとした時間をお過ごしください。
【日 時】 3月2日(金)
      午後4時30分〜午後6時45分の間で開店致します。
      (都合のつく時間内でご利用ください。)
【場 所】 すみれ組サンサンルーム


子育てサロン店長 徳原由紀子より
お仕事帰り、そして子ども達を迎えに行く前にちょっとお立ち寄り下さい。ああでもない、こうでもないとおしゃべりに花を咲かせましょう。お待ちしています。

卒園記念ありがとうございます!
平成12年度卒園記念品として遊戯室の“どん帳”を寄贈していただきました。又、さくら組保護者の方が手作りのピアノカバーを製作中です。遊園地∞お花畑≠テーマに、針仕事が得意な方も、ちょっと苦手な方もそれぞれ分担し合いただいま製作中です。1人での作業(各自家庭で作る)とみんなでやる作業(保育園に集ってやる仕事)と本当に力を合わせないと完成できません。声を掛け合い連携をとり合いまさにチームプレーです。お忙しい中の作業に本当に頭の下がる思いです。出来上がりをとても楽しみにしています。

たくさんの応援,ご協力ありがとうございました!
さくら組の部屋から思い出のアルバム≠フ歌が流れてきます。♪あんなこと こんなことあったでしょう・・♪本当に今年1年いろいろなことがありました。数えたらきりがない程子ども達にとっても、保護者の方にとっても、そして私達保育士にとっても、本当に楽しい事がいっぱいありました。みんなみんな素敵な思い出になりました。これも保護者の皆様のご支援とご協力の賜物と感謝いたします。来年度も、よろしくお願いいたします。そして、さくら組の皆さんありがとうございました。

14日(水)に新教材,アルバム,作品集を持ち帰ります。新教材には名前を記入してきてください。

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最近の各クラスの様子です(3月更新分)

つくし組(2F 0歳児)
いろいろな事を経験するたびに小さな足どりで前進してきた1年間ではなかったでしょうか入園してきた頃が想像もできないくらい、本当に大きく成長し、また、その成長を間近で見ることができ大変嬉しく思っています。まだ、首もしっかりしていなかった子が、今ではつかまり立ちをし、「寝返りできたー!」と喜んでいたのが、今ではトコトコと歩いたり・・・。本当に子どもの成長は私達大人が想像もできない程の“生きるパワー”が潜んでいると思わずにはいられません。
暖かい日にはお散歩に行き草花を見たり、犬と出会ったり。夏には気持ち良い行水。初めての雪に驚きながらも興味津々で触ったり・・・。子ども科学館にも行きました。あっという間の1年でしたが、ひとつひとつを思い出すと、子ども達にとっては、とても大切なことであったし、新しい発見の連続だったと思います。この1年間が子ども達の成長していく上での基盤となってくれたら・・・≠アれ以上嬉しいことはありません。

つくし組(1F 0-1歳児)
1歳児の子ども達
オムツをしていた子も今では全員パンツで生活し、失敗する子も少なくなってきました。衣服の着脱も上手にできるようになりました。食事ではごはんの食べこぼしも少なくなり、みんなモリモリとよく食べています。大盛ごはん茶碗1杯をペロリと平らげる子もいます。「〇〇ちゃん遊ぼう!」というように一言二言だった言葉から子ども同士の会話が聞こえるようになりました。運動面では不安定だった体が安定してきて、支えてないと登ることができなかったアスレチックの網登り、斜面丸太など一人でチャレンジするようになりました。
いよいよすみれ組進級です。真新しい通園バックを嬉しそうに持ち、 おやつの時間の時には「おやつの用意しようね」と保育者が言うとそこからハンカチやコップを出し用意します。

進級0歳児の子ども達
園庭では総合遊具の斜面を黙々と自力で登り、上手にすべり、降りられるようになってきました。お友達の名前を言えるようになった子もいます。又、食事前はエプロンをしますが、誰のものであるか認識し、間違わずに手渡ししてくれる子もいます。絵本を見て「ワンワン」「ブーブ」と単語を連発したり、朝「〇〇ちゃん、おはよう」とはっきりと上手にあいさつする子。帰りには「バイバイ」と言葉でいえる子等、個人差はありますが、言葉が多く聞けるようになりました。排泄面ではおしっこが出る事を知らせてきたり、パンツやズボンを自分ではこうとするようにもなってきました。今、模倣や探索活動が盛んです。我も強くなってきました。

すみれ組(2歳児)
この1年間いろいろな行事や活動、そして友達と一緒に生活する中で、ひとまわりもふたまわりも大きくなり、そしてたくさんの思い出を作った“すみれさん”、もも組さん進級に向けて、身の回りのことをいろいろ練習しています。例えば、朝登園したら自分のコップをおぼんの上に出したり、洋服を自分でたたんで管理をする練習をしたり、トイレの後おしりを自分で拭く練習をしたり(仕上げは保育者が行っています)等しています。
何でもやりたいすみれの子、お着替えの時なかなかできないお友達のボタンをとめてあげたり、お給食の時、先生と一緒に給食を運んだり、午睡時には自分のふとんをひっぱっていって並べたりしています。

もも組(3歳児)
卒園式に向けてうめ組、さくら組のお兄さんお姉さん達と一緒に式の練習をしています。さすがもうすぐうめ組に進級する子ども達。長い時間おしゃべりもせずイスに座ってさくら組の卒園を祝う事ができます。 そんな姿を見ていると大きくなったなぁ〜≠ニ子どもの成長ぶりを改めて実感しています。
今、補助なし自転車に燃えています。ある日Aちゃんが補助なし自転車を乗り始めました。それを見ていたBちゃんが「Aちゃん 乗れるの?」と保育者に聞いてきました。そしてBちゃんは補助なし自転車に興味を持ち始め、自ら練習を始めました。 練習2日目には乗れるようになったBちゃん。それを見た他の子ども達も興味を持ち、ほんの少しの期間でなんと8人も補助なし自転車に乗れるようになりました。 その中のCちゃんは補助なしの自転車に乗っている友達を見て「ぼくは(体が)小さいから乗れないの・・」と言っていたのですが。ある日突然「先生、僕 補助なし頑張ってみるね!」と言ってきました。そして何と数分後には乗れるようになってしまいました。自らやる気になって挑戦しようとした時、すごい力が発揮されるのだなぁ。と思いました。まだ乗れない子も興味を持ち始め、補助なし自転車にまたがっています。

うめ組(4歳児)
2月頃から、さくら組さんと当番活動をしてきたうめ組さん。園の中でさくら組さんだけがやる仕事・・生き物当番とゴミ箱当番。最初は憧れのさくら組さんと一緒に当番活動ができるのが嬉しくて仕方なかった子ども達。1つ1つ丁寧にさくら組さんから仕事を教えてもらうその姿は真剣そのもの。私達保育者が声をかけるよりもずーっとよくさくら組さんの話を聞いていました。先日、さくら組のみんながおとまり保育で留守の時は、まってました!!≠ニばかりにはりきって当番活動をしていました。先日当番の引継ぎを行いました。さくら組さんから「うめ組さん、生き物当番、ゴミ箱当番をよろしくお願いします。」というメッセージをもらい、「はい!がんばります。」と元気いっぱい答えていました。

さくら組(5歳児)
最後の保育園の行事であります“おとまり保育”を終え、いよいよ卒園式を待つばかりとなってしましました。最近子ども達の様子を見ていますと、カレンダーの日にちをめくる度に「小学生になるんだ」という喜びの気持ちと、「みんなとお別れなんだねぇ・・」という寂しい気持ちが入り混じって、ちょっぴり複雑な心境のようです。
もうすぐ小学生になるという期待からか、子ども達の会話からよく小学校に関する話題が聞かれます。「わたしね ランドセルかったの。」「学校ごっこしよう。」「学校っていろんな友達がいるんだよね。」などと胸をふくらませています。
卒園式当日、舞台上を飾る装飾の壁面が完成しました。さくら組のお友達全員で折り紙をちぎって、こつこつと貼った貼り絵です。 テーマは“未来にはばたけ子ども達”です。卒園式は新しい門出にふさわしく、立派な式にしたいと思っています。

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